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2012年10月 8日 (月)

憲政記念館における 「放射能浄化勉強会」での講演記録

会 報第2号 2012.10.1

(特 集)
憲政記念館における
「放射能浄化勉強会」での講演記録

(1)ナノ銀等による放射能浄化について
理学博士 阿部 宣男
(2)ナノ銀等による放射能浄化についての
検証状況に係る意見
工学博士 岩崎 信


は じ め に

放射能浄化 Abe-Effect協議会では、8月 9日(木)、憲政記念館で「放射能浄化
勉強会」を開きました。その経過と内容を説明します。

5月 31日、環境省の放射能除染対策責任者が来訪、阿部博士が日本原研に依託
した「ナノ銀等による放射能低減実証実験」に対して、「低減の効果は認められな
い」との文書を持参しました。阿部博士と岩崎博士が、日本原研による実証実験の
方法に問題があるとして、再実験の要請を行っている最中のことでした。

環境省や日本原研との問題を残す中で、福島県各地から阿部博士に対し、汚染
水・土壌・農産物などについて、実証実験の要望が多数寄せられるようになり、岩
手県庁からも農業関係の放射能対策について相談をうけています。さらに、福島第
一原発のある大熊町の渡辺町長や東京電力の関係者から、現地で実証実験を行うよ
う要請を受けています。

阿部・岩崎両博士は、日本原研との議論もあり、被災地からの悲願を受けて、6
月から集中的に研究を重ね、さまざまな角度から実証実験を行ってきました。

これらの活動の経過と内容を多くの人々に理解してもらうため、8月9日(木)、
憲政記念館で第一回の「放射能浄化勉強会」を開きました。全国から120人を超
える人々が参加して、阿部・岩崎両博士から講演をしていただきました。

阿部博士は「ナノ純銀による放射能浄化の実証実験」の経過と成果を報告、公的
機関が成果について評価しない実態について説明がありました。岩崎博士からは
「阿部博士の実証実験に対する所見」を述べられ、メカニズムの解明を急ぐことと、
現実に低減効果が認められるので活用するようとの話がありました。これらの講演
内容を、より多くの人々に理解してもらうため、会報第 2号に掲載することにしま
した。

阿部・岩崎両博士の講演に対して、いろいろな立場の人々から意見が寄せられて
います。その中で、大阪大学名誉教授で著名な物理学者から伺った話が注目されま
す。「凝集体核科学国際学会が 2004年発足、凝集体の核変換の研究が本格化して
いる。従来の常識で理解できないことを解明すべきで、ナノ銀担体による放射レベ
ルの低減は"核変換。とも思える。とにかく研究が待たれる」とのこと。

放射能浄化 Abe-Effectは、放射能被害に悩む人類にとって光明となる可能性が
あります。日本国を挙げて徹底した研究が必要です。

協議会代表平野 貞夫

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(1)ナノ銀等による放射能浄化について
理学博士 阿部 宣男

板橋区ホタル生態環境館館長、茨城大学大学院理工学研究科博士 課程修了

皆さんこんにちは。私は、板橋区役所の阿部でございます。

ホタル屋が、何故、放射能というのは何だろうと、不思議に思っているでしょう。
最初に私の経歴をご紹介しますと、昭和 55年に板橋区役所に入所しました。入所なんて言
うと、皆さん、あいつ刑務所にでも入ったかなと勘違いされますよね。そうじやなくて、役
人になったということですよ。動物園に 9年間、今現在ホタルを育てて 24年になりました。
合計すると 33年間の公務員生活を送っております。

そもそも、ホタルの飼育をすることになったのは、今から 24年前の平成元年 6月、板橋
区議会で「ホタルをやったらどうなの?」と議会からお話が出て、その当時の栗原敬三区長
が、「それは、いいよね!」ってことになりました。「え~、私はホタルが一番嫌いな生き物
だったんですよ。一番、おっかなかった。」その訳は、私の母の生まれが福島県双葉郡大熊町
でして、あの福島第一原発から直線で 1.7キロ位しか無いんですね。昭和 39年、ちょうど
東京オリンピックの時に測量が始まり、建設が進められようとしていた訳ですが、私も昭和
45年まで、毎年のように夏休みには夫沢という所なんですが、原発を造っている所に遊びに
行ったんですよ。こんな物、人間が造れるものかなぁ?って。それ位大きな物だし…。自分
の中では鉄腕アトムの基地というイメージが今でもあるんです。こんなに凄いものを、どう
して人間が造れるのか?でも、恰好よかったなぁ。

でも、実は内情はいろいろ在ったんですよね。特に、福島県の浜通りという所は、非常に
貧しい所だったんですよ。浜通りと会津地方では、訳が違ったんですよ。それはいろんな意
味でね。例えば、常磐線は単線だったし…。そういう意味で、何とか誘致をしようじゃない
かということで、村・町を挙げて国と東電の所にお願いしに行ったという経過がありました。
それで発展してきた町でもあるんですけどね。東電さんも、6年位前ですかねえ、一緒に「原
発の火」・「ホタルの火」ということでコラボレーションが組めないかなあというお話があっ
たことも事実です。

そんなところに、板橋区でホタルをやれという命令が下った。本当は、わたしは、すぐ止
めたかったんですがね。私の祖母が福島県大熊町の熊川という所なんですがねえ…。その祖
母が言っていたんですが、ホタルは、ご先祖様の「のりうつり」だから捕まえたりしては駄
目なんだとね。それが、ずーつと頭に在りましてね。ご先祖様の「のりうつり」イコール「人
魂」という感じで、じゃあ、ホタルは幽霊・お化けじゃないか・・。実はホタルを見てると
全身の金縛りに遭ってしまう時があるんです。なんだか知らないけれど、不思議なパワーが
彼らにはあるんです。

ホタルは大熊町の熊川という所の卵 300個で始まって、今年で 23世代目が羽化して、24
世代目の幼虫が今日現在で、概算ですが約 90万匹います。最初、300個から始まったんで
す。でもそれは、核融合や核分裂で増えた訳じゃないです。これは、生命体の DNAを受け
継いでいて、数が増えていった訳です。当時、24年前の板橋区はバブルの影響で余裕があっ
たんですね。何でも買えばいいじゃないという感じてした。私は動物園に居たんですけど、
動物だったら、例えばウサギだったら、小さなものだけ飼って、大きなものはライオンに、
上野動物園にあげちゃえばという考えだったんです。何かが死んだら、それ買えばいいんだ。

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植物が枯れたら、買えばいいんだよ。育てるということが無かったんですね。でも、「それは
ちょっとおかしいんじやないの?」って、いうことがありましてね。自分としては「終生飼
育」という、生まれたら最後まで責任をもって育てることが肝心だろうなというところから
入って行くんです。

そんなこんなで、ホタルをやらさして頂いている間に、10年位前に一度、小屋の中に大量
のカビが発生するんですね。約 100万個近い卵に、カビの菌が付いてしまうんですね。ほお
っておいたら、かびて卵が死滅していく。これをなんとか薬を使わずに、何かのエネルギー
か何かで消せないものかというところから研究を始めた訳です。ちょうどタイミング良く茨
城大学の方から、社会人特別選抜というのが有るから、来てみないかということで、平成 14
年 4月に入学するんですね。正式には、茨城大学大学院理工学研究科社会人特別選抜博士後
期課程というのですけどね。平成 17年 3月終了するんですけどね。そこの中の過程で、平
成 20年 7月に亡くなられた東工大から茨大工学部の学部長として来られた「安久(あぐ)先
生」という方が、非常に「ゆらぎ」というものに物凄く思い入れがあったんですね。「ホタル
も人間の心を癒す力がある。自然には、凄くそういうものが多いんだよってね。例えばオー
ロラ、それからローソク。強いて言えば、放射能もそうだよって。あれも『ゆらいで』いる
んだよ。常に一定じゃないんだよって。」いったところから、「えー、何なんだろう。そのエ
ネルギーって」例えば、「ナノ銀という面白そうな物が在るそうだけど、それって何?凄く興
味があるね」ということから、カビとかウイルスとか、それから細菌とかを破壊して殺して
いく、若しくは無害化していく物質があれば、それはもしかしたら放射能にも効くよねとい
うことから、ヒントを得たんです。でも、昨年の 3.11までは、大学とかそういう所で公に
生命体に放射線を当てるなんてことは、ご法度でやってはいけないことだったんです。「駄目
だよ、そんな事。日本は、安全神話に基づいて、絶対に事故はあり得ないのだから。」「そう
言えばそうだな。でも、やりたいよね。」じゃあ例えば、市販されているピッチブレンドかそ
ういう物を使って再現性を出来ないのかって研究をやらさして頂くんですね。但し、「茨城大
学の中では、工学部の中では基本的にやってはいけないよ。やるんだったら勝手にやってよ」
って事が、実は有りました。

それはそうだなと、思いますよね。いくら自然の放射能が有ったとしても、それを大々的
に研究室に持ち込んで、それを一緒になってやるのは難しいところがあるんですよね。じゃ
あ、茨大と共同研究を行っていた東海村ではどうだろうか?それは、生物を、生命体を入れ
るのは、拙いんじゃないのみたいなことがありまして、じゃあ阿部が独自にやろうかという
ことになったんです。

ホタルの飼育を行っていく上で、どうしてもホタルには、発行器という物が非常に大切な
役割をしている訳であります。ホタルが光るのは、あくまでも私たち人間の眼を楽しませて
いるのではなくて、あくまでも「求愛」なんです。光が強い個体、自分が強いんだという主
張なんです。ちょっとだけホタルのことを言えば、ホタルって非常に自分の寿命を認識して
いるんです。7日の寿命とした場合、生まれて 5日間はジーツとしているんです、葉っぱの
ところで。アイドリング光ということで、ホタルの光は、自分たちのルシフェリンと言う物
質と、ルシフェラーゼと ATPと生命体の共通貨幣と ATPとマグネシュウムとかを燃やしな
がら、化学反応を起こしながら 1個々々の細胞が発光するんですね。でも、1個々々の細胞
を、1個々々コントロールすることはできないんですね。自分が光る時は、全部光るんです
ね。で、ヘロヘロの状態で、自分はもうこれ以上は命が無いんだという夜に、オスは大空に
向かって飛ぶんですね。大体 3mから 4m位の高さで飛ぶんですね。お尻を下に向けて、下
に居るメスに「俺を選んでくれ」という事で、発光する訳です。だから、メスは気に入った
オスのいない所では発光しないんですね。そこは、シビアなんです。メス 1匹に対してオス

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は 3~5倍で、凄い競争率なんです。だから、自分がホタルだったら選ばれない可能性の方
が高いんです。自分は、「人間で良かったなあ」と思いますよ。と、いうことは、例えば凄く
元気のいいオス違を 100匹集めて、1匹メスを下に入れておく、これは、NHKの「アイン
シュタインの眼」という番組で、なんで 1匹を選ぶんだろう?選ばれたオスは、なんで自分
が選ばれたと解るんだろう。不思議ですよね。間違ってもいいんじゃないですかね。勘違い
して降りて行って、「俺?」「あんた、違うよ!」なんて、間違いはないんです、不思議なこ
とにスーツと降りてくる。昔の人は多分、スーッと降りてくる火が垂れる光景のことを「火
垂れる」ということで、野坂先生の「ホタルの墓」を「火垂(ほた)るの墓」と書くんですけ
ど、それが語源ではないだろうか。星が垂れるという方もいるんですけど、星というのは英
語で言えばファイヤー フライと言うんで、「そういう事なんだなあ」と、思います。そうい
った事で、発光器という物は非常に大切なんです。じやあ、例えば、発光器が異変を起した
時はどうなるのかなあ。例えば、実験の中でちょっとしたセロハンを軽くした、生命体用の
シールがあるんですね。それを発光器にくっつけると、どんな状態のいいオスでもメスは選
ばないんです。光の強弱をメスは認識しているんですね。万が一、何らかの形でその発光器
(発光細胞及び反射細胞というのが正式名称なんですが)。ホタルは、私達に直接、光を見せ
ているんではないんですね。発光細胞をいったん上にある壁側にある反射細胞に反射して、
増幅して、私達の眼に届けているんですね。直接的ではなく間接的に増幅して発光細胞から
見えているんじゃなくて、反射細胞を通過している光を見ているんですけど…。そこに軽く
シールを貼ったらどうなるか?それらは決して選ばれる事はない訳なんです。(光が)弱いん
です。それじゃあ、人為的に何らかの形で、その発光器が潰れてしまったとか、また、育っ
ていく過程でおかしくなっちゃったという事を考えた時に、放射能の影響も避けて通れない
訳です。

じゃぁ、ホタルは、どの位の放射能を浴びると光らなくなるのか。平成 16年から 17年、
18年と調べさせていただきました。ただ、放射能を持ってくる訳にはいかないのでね、じゃ
ぁ、どうしたか?玉川温泉なんかに在る様な市販されている石を実験的に使わさせて頂いた。
それを年間として、1mSv、2mSv、3mSv、4mSv、5mSv、6mSv、7mSv、8mSv、9mSv、
10mSvという水槽を作っておくんですね。その中にホタルの幼虫を入れた時に、どういう変
化が起きるのかという確率の問題が有りました。そこで出たのは、0.5μSvというのは、実
は、大体5mSv前後位から異変の起きる固体が発生したと、いう事なんです。要するに5mmSv
位の所では、ホタルは光らなくなるという事ではなくて、ホタルは、1年間親になるまで若
しくは 2年間、3年間という長い期間、幼虫でいる訳ですから、そこの中で蓄積をしていく
と、何らかの細胞の異変が起きたりする場合が、有るんです。それが 100匹いたら 100匹と
もなるか、と、言ったら、そうではなく、そういう個体も見かけられるということなんです。

じゃぁ、自然界でそういうのがいるのか、と、いうと、今の所、調べたところ、3.11以前
の話では、そういうものはほとんど見受けられなかった。でも、データとしては持っていた。
多分、これ位だったらまずいだろうなって。0.5mSvって言えば、丁度、避難対象の値だっ
た。毎時0.5μSv、それに(×24時間)、(×365日)と計算すると 4.38mSvというのが要す
るに一番境目なのかなと、今、年間 1mSvと、言うのは、ちょっと厳しいかなというのは当
然あると思うんです。これだけ医療も発達して、レントゲンだとか、X線だとか様々な放射
性を発するものが有りますんで、空港に行ってもそうです。そう考えると、1mSvではちょ
っと低いよね、もっと高くてもいいよねということで。これ、本当は国も喜んでいい話です
よね。今、1mSvと勝手に決めているようですが、環境省がどうして基準を 1mSvにしたの
か解からない。私としては、当然、もっと高くてもいいだろうと思います。

ただ、それ以上有ると、10mSv位蓄積されていると、10%の確率で発光期および体に異変

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を起こす個体がありました。前までは、そういうのを言ってはいけないというのが有ったん
ですが、今、私は、これは言わなくてはいけないのかなと、思うところもあります。言って
皆さんが騒いだりしてということで、役所から言うなというところも有るんですが、でも私
は実験データとした時に、これはお話させて頂いて、何とか、これを防ぐ方法はないのかと、
私は正直な所あくまでも生物から考えた、私は原子力の専門でもないし、放射能の専門家で
もない、放射線技師でもない、あくまでもホタル屋で一公務員でもあり、一人のちっぽけな
人間ですが、そういう事例が在ったというのは、大切に報告しなくてはいけないと、今日、
お話させて頂いております。

そういう中で、「放射能』って何かって。或る、お亡くなりになった先生が、「放射能もエ
ネルギーのひとつだよって、いろんな放射能があるけど」って、最初、解らなかった。α線
だ、β線だ、γ線だ、X線だって言ったって、「何かなあ、、それって。」熱には熱、音には音、
光には光で打ち消せばいいんだと、そういうのが絶対有るんだと物事には。音は音で消せる
じゃないかとういのがヒントだった。

たまたま、同時進行で、ナノ銀という物が、例えば自然河川で非常に多くの病原性大腸菌
群を死滅させる為には(どうしたらいいのか)と、これ、非常に悩んだんです。死滅させる
為に大腸菌群だけを死滅させる事はない訳で、これはいい菌だから残しましょうということ
はない訳で、触れると当然ながらそこで破壊されてしまう。例えば、山形県の一級河川「小
牧川」という所が在りまして、そこで「特急いなほ」が脱線・転覆して数名がお亡くなりに
なる事故があった。山形県知事からなんとか霊を弔って欲しいという事で、「小牧川」にホタ
ルの再生する場所を造った訳です。東北の方々は、ホタルを凄くご先祖様の御霊(みたま)が
安らかになられたことを証明する「使者」として考えているところがあり、そういう面でホ
タルを大切にされているという事がある。と、いうことで、「小牧川」をやらして頂いた。そ
の時の水に、かなりの悪い菌がいる。例えば、腸炎ビブリオ・黄色ブドウ球菌とか O-157、
O-111とかの菌がいる。これを効率よく何のエネルギー・圧力も掛けないで死滅させる方法
は無いかと考えついたのが、ナノ銀どういう物を物質にくっつける、という方法だったんで
すね。それによって、そこに触れたときに、(悪い菌が死滅する。)

ナノ銀というのは 4ナノというのが一番エネルギーが高い、人間の DNAの大きさという
のは 2ナノ、私が使っているのは4~6ナノという範囲の銀なんですけど、純銀なんです。
それを物にくっつける。ただ当然ながら銀も金属ですから、非常に金属同士はくっつけられ
ない。反発し合ってくっつく事ができない。ナノ銀を金属にくっつけようとしても無理なん
です。そういうものがあったらこれは眉唾だろうって話なんです。昔は銀板カメラというも
のがあって、フィルムに銀を薄く塗って、その上にマグネシュウムを塗っている訳です。銀
は嫌だから、それを離したい訳です。離したいけど真っ暗だから、ぜんぜん触媒作用が出来
ないんですよ。フラッシュの 2万分の 1秒の瞬間の明かりであっても、マグネシュウムを跳
ね飛ばしてしまうんですよ。そうすると、写るんですよ。それ位、銀というのは、素晴しい
反発力があるのがお解りになると思うんです。その理論を、たまたま、こういう物に、例え
ば液体にするとか木に担持をすることによって、それを常に置く事によって触れる空間とか、
また、水とか土とかが触れることによって、エネルギー変換が起きる。これは大体普通です
と 4ナノですと 80V位なんですよ。銀はマイナスが一個足りないので、常にマイナスを探し
ているんです。一秒間に 100万回のスピードで、プラスとマイナスが入れ替わっているんで
すね。ここまでは、自分も解るんですが、ここから先は、岩崎先生の分野なんですね。その
中で多分、質量をもたらずのがフィックスクオークって新しい粒子が見つかって、素粒子は、
クオークとアンダークオークとアップクォークの 3つしかないものが、質量が無いのに重量
が有るのか疑問が有ったんです。何かエネルギー的なものが、その中で生まれているだろう

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というところで、例えばね、こういう実験を行ったんです。40万個のある腐敗菌を(含む)
水を、ナノ銀を担持させているところを通過させるんですね。1.の水を通過させると、瞬
間的にというか 3秒位で通過させると、約 1時間位には 40万個有った菌が、60個位になっ
てしまう研究データは出ているんです。

勘違いして頂きたくないのは、私は銀屋の回し者ではないので、売り込んでいる訳ではな
くて、自分の中では、唯単に、一番安全且つ効率の良い物がナノ銀だと思っています。ナノ
銀は、何にでも生まれ変わる事が出来る。金属以外の物にくっつける事も可能だ。液体にす
る事も可能だ。銀って液体になるのかって言うと、これはなりません。液体にするのには、
コラーゲンという物にナノ銀をくっつけるんですよ。コラーゲンの分子に、ナノ銀をくっつ
けていく方法を採るんです。そうすると、液体状になるんですよ。

昨年の 3.11以降、板橋区の中で放射能の値を測っていたんです。毎日、事故の起きる前
からず一つと測っていたんですよ。そうしたら、3.11以降に、「何か変だなぁ」と、いうこ
とが有りまして、その時、私の従兄弟とか親戚の者が大熊町に居まして、携帯電話も通じな
いし、何が起きてるのかが全く分からない訳ですから、テレビの画像をヒントにするしかな
い状態でした。その時に 3月 12日に 1号機が水素爆発した時から、板橋区のホタル館での
放射能の値が、どんどん上がっていく訳ですね。最高に上がったのが 3.55μSvまで一度上
がったんですよ。一度、東京も上がっているんですよ。雨樋の下の士を掘った時なんかも、
非常に高い線量が出た。でも、10日位で落ちていったんで、岩崎先生が言われるように、多
分、放射性ヨウ素だったんだろうと思います。8日間の半減期を考えると。でも、ホタル館
の周りは結構高かったんです、何時もは 0.0幾つだったのに 1μSv位在ってね、その時、「そ
うだ、ナノ銀を撒いてみようかな」と、いう単純な発想で 10PPMというのを撒いてみたん
です。10PPMというのは、グラムに換算すると 0.001gなんです。若しくは 0.001cc/.な
んです。そうしたら、線量が少し落ちて行ったんです。これは、コラーゲンに入れる時に薄
めるのに純水っていうのを使うんですけど、「その純水のお除かなあって、純水で下に落ちた
のかなあ」って、疑問点から入るんですけど、そして何日か経ってくると、数値が上がりだ
してくる。当然、そこの場所に降ってくるんで、横ばいになってくる訳です。「それじゃ放射
能の一番効くのは、何なのかなぁ?10PPMなのか 1PPMなのかなぁ?」と、いうことをずー
つとやってみたんです。試行錯誤の後、結論に至ったのが 20PPMなんです。1平方センチ
メートル当たりのナノ銀の数は約 10億個なんです。これを 1ccのコラーゲンに担持すると
約 30兆個のナノ銀が存在するという事になります。そんな状態の中で、刻々と原発の深刻
さが増して行く中で「これはまずいぞ!ホタルに影響が出たらどうしよう。」と、いうことか
ら研究に入っていく訳です。当時は、右往左往していた状態だった為に、汚染土とか汚染水
が、中々、手に入らなかった。いろんな方々の協力を得まして、福島とか、郡山とかの方か
らそれを送って頂きまして、何が効くのかという事をやらさして頂いて、今日現在に至って
おります。でも、私は、今年 1月 31日に日本原子力研究開発機構というところに呼ばれて
いった時に、はっきり言われた訳です。「そんなもの、駄目だよ。」って。その前日に、当時、
文科省副大臣だった森ゆうこさんの所にご説明に行った折に、ちょっとホッとして、靴紐を
直そうとしたらぎっくり腰になってしまったんですよ。原研に杖をついて行ったんです。そ
の時に「放射能が落ちたら、困るんだよ。」と、言われてしまったんです。「えー」と思った
んです。「(既に)24年度の予算が決まっているから、困るんだよ。何だったら、ゼネコンに
行ってくれないか。」と、言われたことに、一番驚いたんですよ。「えー、何で?」って。「私
は、業者でも何でも無くて、ただ、こういう方法が在るんだよっていう事で、来たんだよ。」
と、言ったら、「無いよ、そんなの!在る訳ないじゃない!」って、言われたんです。そう言い
ながら、今日皆さんに配布した資料の最後のぺ一ジに、日本原研が発表したものなんですが、

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私の言っていた事と表現がちょっと違いますけれど、『核変換放射性物質の無害化』という言
葉が有るんですけど、「これは、阿部宣男のパクリだろう」と、その場で言ったんです。「も
しかしたら、みんなで考えたら、無害化になるかもしれませんよね。」って言ったのが、今年
の 1月 31日午後 2時だったんです。これは、水銀を使ってやられているんですけど、その
前の頁に図解が 2頁程有ると思うんですけど。これを持参したんですね、原研に。こういう
メカニズムなんだけれども、どうなんだろうかって。そうじゃなければ、一応、0には絶対
成らないけれども、半分近くまで落ちない筈だとね。取敢えず、「マイクロシーベルトで測っ
たとしても落ちてる訳で、これはどうなんですかねえ」って聞いたら、「無いよ、絶対に!」
って、言うんです。白鳥次長が言うんです。あっ、名前言っちゃった。有り得ないって言う
んです。「自分は、『文殊』にいた時に、核融合しているところが解かるんだ」と、言うんで
す。「解かるんだったら、これ解かるでしょう」と、言ったんです。でも、「これは、見えな
い。」って、言うんです。おかしいじやないかと、思いました。でも、6月 17日にこれ(原
研の発表記事)が出た時に、「やられたな」と思いましたね。しかも、図々しくも、この研究
をする為には、100億円欲しいと書いてあるんですよ。驚きましたよ。その時に、面白いの
が原研は文科省の管轄であった為に、森ゆうこ副大臣が原研に「ヤレ」って言ったら、渋々
やるんですね。それから一ヵ月半経ったら、某大学で計測をするんですけれど、実は、ちゃ
んとしたバックグランドを採っていなかった部分が有ったので、減ったかどうかが解からな
いという部分がありました。岩崎先生をご紹介されていたんで、「コラボレーションを組みま
しょうか。」と、日本原研から電話がありました。ところが丁度、その日に森ゆうこ副大臣が
辞任しちゃうんですよ。辞任したらすぐに電話が入りまして、「あの話は、無かった事にして
くれ。」と、いう事になっちゃいましてねえ。その 2時間前までは、一緒にやりましょうと
言ってた訳ですから、驚きましたよ。預けた資料を早く取りに来てくれと、大学に取りに行
ってくれと言われましたから、大学の方に取りに行った訳です。その後は何も連絡が無かっ
たんですが、この ABE-EFFECT協議会の会報に日本原研の事を載せましたら、大変なお怒
りでしてね。「誰が、発表していいと言ったんだ。」とね。「そうじゃないでしょう、その前に
白鳥次長が、板橋区として、発表する分には、うち(日本原研)は関与しませんよ。ただ、
日本原研からは言えませんよ。」と、いうお話だった訳です。じゃあ、某大学でやったのだか
ら、いいんじゃないかと思ったら、これもえらく騒いでいるんです。私は、「解りました、申
し訳ない。と、協議会の平野貞夫先生からお詫び申し上げます。」と申し上げましたら、未だ
に何の音沙汰も有りません。そんなこんなでいろんな事が有りました。

自分も〝警戒区域〟に 2回程入らさせて頂きました。福島県、やはり『現場を見ずに何も
語れない。』と、いうのは正しくこの事かなあと思います。大熊町の、私の母の実家まで行き
ました。何も無いです。津波で流されて。全く何も無い。土台しか有りません。吹いてくる
のは〝浜風〟なんですよ。でも、サーベメーターの針が、振りきっているんですよ。「これ間
違いなく、100μSv以上有るよね。」って。そこは、大体、4号機から 1kmも離れて無い所
なんですけども、スイッチを入れた瞬間にオーバーという数字が出てしまう状態だったんで
す。「何なんだ、海からの風なのに…。海に、どれ位、流れているんだろう?」と、いう事に
なる訳ですよ。大変な事ですよねえ。今日は、長崎の原爆の記念日でもある訳ですが、私た
ち国民の一人ひとりがこの問題を直視して解決しなければならないと思います。

今は、どう見ても『移染』にしか考えられないんです。物を、ただ動かしているだけです。
国は、方針に従わない方法でやっても、予算は出しませんよって(スタンス)なんです。大
熊町は、(原発の)最大の誘致者でもありますが、(原発事故の)被害者でもある訳です。

大熊町には、1号機から 4号機まで在る訳です。実際、大熊町の方からも、私の所に 3回
程来ました。町長を始め議長・職員の方が、今も来られております。『ホタルの光』を見て泣

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いておられました。「大熊の熊川の匂いがする。」って。「板橋区も情けないな。こいつら、何
をやっているんだ。もっと、力を貸してやれよ。」って言うのが、私の正直な気持ちなんです。
自分は、正直言って板橋区に怒っている部分が有るんですね。われ関せず見たいな部分にで
すね。阿部が勝手にやってんでしょうみたいな。実は、私たちがナノ銀を公けに使ってこう
いった事をした場合、ロイヤリティは、全部、板橋区の方に入る訳ですから…。私じゃない
ですよ。だから、区は、こういった事をもう少し考えて欲しいと、大熊町の町長達が区長の
ところに来ると思いますよ。何故がというと、大熊町は、ナノ銀の大元を作っている会社が
在るんです。実は 20数年前に大熊町が誘致した純正化学という会社が、そうなんです。大
熊町が、「原発を造りました。工業団地を造りました。だから、そこに来てくれませんか」と、
埼玉県の会社を呼んだんですよ。それがたまたま、純正化学という会社で、私は、そこのナ
ノ銀が一番精度が高いと思っていて、未だにそれを使っているんです。それで大熊町は、半
分大熊町の DNAを持った私と、ずーつと大熊町の中で、工業団地の中で中心的な存在だっ
た会社で、しかも、被災した純正化学とコラボレーションを組んでやりたいというのが本音
なんです。でも、中々、国は認めたくないんですよ。

最近、それが何故なのか解ってきたんですよ。(放射能は)減ったら困るんですよ。(放射
能が)減っちゃたら、予算が付かなくなっちゃうみたいな事みたいなんです。最終的な目論
見は、(大熊町を)六ヶ所村にしたいという事らしいんですよ、双葉郡を。みたいなのが見え
隠れしてきたんですよ。どうも、アンケートで 40%位、''帰れないんじゃないか〟という方
が居る訳です、12.000名の中にはですね。それが反転した時、''帰れないんじゃないか〟と
いう方が60%位になった時に、除染費用の予算の中から出すから、大熊町を捨ててくれなん
て事が、計算上有るらしいんですね。

そんなこんなの問題が有って、大熊町の 100μSvを超える所なんか虫一匹、鳥一匹飛んで
いないんですよ。シーンとしているんですよ。聞こえるのは、海の音、風の音、クレーンか
何かの作業をする音だけなんです。カラス位いたっていいじゃないですか?ショウリョウバ
ッタ位いたっていいじゃないですか?なあ一んにもいないですよ。なあーんにもいなくて、
在るのはその空間だけで〝無の空間〟なんです。それで少し離れた坂下ダムの方に行くと、
昔程では無いけれど、生き物がいるんです。その現実を見て、これは早くやらなきゃなあと
思うんですね。

今日も役所から、「あまり余計なことを言うなよ!専門的なことを聞かれたら、知らないと
答えろよ」とか、言われるんですよ。それは当然、区としては責任が取れないという部分が
有るんでしょうが、今、役人が一番欠落しているのは『権利はつかり主張して、義務を負わ
ない』って、事ですね。私は、逆だと思うんですね。腹を切る覚悟でやらないと、日本人で
無くなるんじゃないかと、ついつい熱くなってしまいました。

いろんな所で、140何箇所の地点で、ナノ銀による低減実験をやらさせて頂いて、100%
とは言いませんが95%は低減をしているんですね。先日も東電本社の責任者の方々(4名)
が施設の方に来て低減実験を見て、「なるほどなあ」と言ってました。でも、果たして専門的
な観点から見たときには、『低減』なのか『薄まったのかなあ』とか、いろんな見方が在るん
ですよ。そういう事も考えなければいけないと、「これがいいから、絶対なんだ。」ではなく
て、マイナス面も探さなければいけないという事を、岩崎先生から教わった訳です。ただ、
私は自分の目から見たときに、「これは、間違いなく減ってるよね。」と、考えています。そ
ういう面が有りますので、後は、岩崎先生の方から『見解』をお話頂ければ、幸と思います。
私の方からは以上です。

- 8


(2)ナノ銀等による放射能浄化についての検証状況に係る意見
工学博士 岩崎 信日本物理教育学理執東北工業
大学非常勤講師。元東北大学教授
(量子耳ネルギー工学専攻所属、
専門:核計測学)
皆さん。こんにちは。改めて宣しくお願致します。
ただ今ご紹介を頂きました。岩崎 信(いわさき しん)と申します。

現在、私は或る私立大学で物理学の講義を、非常勤で担当しております。東北大学は、退
職しておりまして、東北大学での根拠は今は無い訳ですが、いろいろとお付合いをさせて頂
いております(1)。それで、私の経歴を少しだけ申し上げますと、生まれましたのは青森県
で、育ちましたのは岩手県、仕事をしたのは宮城県です。私の先祖は福島県、又、母方の祖
父母と(私の)父母が昔茨城県に住んでおりました。何かと(昨年の)震災の地域に重複す
るということを想像して頂ければと、思います。今日も新幹線に乗って参りましたが、車中
に(この)『奥の細道・東北』という小冊子が有りまして、芭蕉の歩んだ道の記事に目を通し
て参りました。まさに、大変素晴らしい所であり、同時に、今回の震災に係った処であり、
ここに『生』を受けた人問の一人としては「是非、何とか復活させたい。そういった事の一
助になればなあ」と、思っております。

(1)例えば、東北大学の 7月末のオープンキャンパスでは、以前からお付き合いのある関東の著
名高校の生徒さん達に特別授業などを実施してきており、後述のペットホトルの実験の話題も今
年のその一部。
私は、東北大学では理学部物理学科に籍を置きまして、物理学を専攻しておりました。更
に、大学院で原子核物理の分野を学んでおりました。そこでは、加速器を使いまして実験を
するというのが、その時代の主流でありました。その頃は、放射線という意識よりも、とに
かく加速器を使っていろいろな実験をやるという経験をして参りました(2)。今から見れば、
その時代は非常にいい加減な時代でありまして、こんな事を言うと怒られるかもしれません
が、加速器を動かしながら現場近くに行って、調整することをやっておりました。

(2)東北大学は従来から多種多様なイオン・電子加速器があることで国内有数の大学として著名。
ですから、放射線などというものは何という事も無く、中性子も含めて充分に浴びており
ます、実は。多分、振り返りますと 1970年位(3)に「放射線の管理」という制度が(大学
に)導入されまして、その時は、私は工学部の方へ移っておりましたけれども、RI(ラジオ
アイソトープ)実験室を作って、そして管理室を作って被曝管理をやるという『今の制度」
ですね、およそ、そういう様な時代に生きました。それまでは「気をつけてやって」と、い
うのが常識だったんですね。それから、『管理』という事になってきたんですね。今は、(巷
で)いろいろ言われておりますが、どっちが管理区域だか分からない状態になっております。
で、管理区域では殆んど、勿論、専門にもよりますが実験をする時に、非密封線源を使うの
ですが、私の方は密封された線源を使うのが多かったのです。(非密封線源は、化学(系)の
研究者達が主に使うのですが)その時浴びたとしても、殆んど(線量計が)振れない程度で
あります。ですから、『管理区域』というのは、ものにもよるのですが、その程度のものであ
りました。加速器も(インターロック機構により)オートマチックで止まりますので、ドア
を(間違って)開けたり、いろんな事(異常)が有りますと、すぐシャットダウンするとい

- 9


う様になっておりますので、殆んど心配ない訳ですけど…。そういう時代に生きました。

(3)個人の放射線管理手帳の管理番号が確か70T~(T:工学部所属の意味)であった。
今述べましたように、縁あって工学部の方に移りまして、そこでも、(RI実験室も使いま
したが、主に)加速器を使って、所謂(いわゆる)、『放射線』に係るデータを取る、測定して
高精度の(主に核融合炉開発用の)データを取る仕事をしておりました。ですから、そこで
はご紹介のあった『核計測』というのは『放射線計測』と同じであります。そういう実験を、
全国の(加速器や原子炉)施設を使ってやるという経験をしておりました。原研の施設も何
度か使ったこともあります。

が、(大分後ですが)ある時、全く違う畑に行く事になりました。これは『(東北大学で)
教育系の(新しい)大学院(教育情報学)』を作ることになったので、「お前、やらないか」
という話がありまして…。何でそうなったかは分かりませんが、「そういった事も、いいかな
あ」と、その時考えてその提案を受け入れました。(というのは、すでに)工学部時代のその
頃には、『工学』というものは、人に『サービス・仕組み』を提供して安全安定的に使っても
らう、そこで『人間と機械のインタラクション(相互作用)』を、或いは人間が使うのだから、
どうすればいいか?という事で、『人間』を考えなくちゃいけないという事が重要な課題にな
って居りましたので。

理学部時代は、見えていたもの(視野)は(非常に狭く、夫々の)原子核の中を勝手に見
た積りになっておりましたが、そういう事ではなくて、『人間』というものを意識して行く(事
が重要)という考え方が、段々出てきました。周りにもそうだったですし、いろいろな事が
有りまして、(私自身も)そういう勉強を随分致しました。

その後、(上記の)教育情報学系に移りましたので、改めて文科系の勉強を致しました。今、
私は、物理を教えてはおりますけど、(たった今の)専門は心理学、或いは、認知科学と言っ
てもいいかも知れません。『人間』はどういった事で行動するのかといった事(4)が、非常に
関心の深いところです。

(4)より正しくは「人間行動学」。
それで、今日、この様なご縁に成るなんて事は、全く予想もしておりませんでした。(ある
日)或る事で、或る人物から(運命の)電話が有りました。その(電話のあった)時期とい
うのは、今年の 2月なのですけど、それまで私は何をしていたのかというと、(人間行動学
の立場から、あの事故原因とか、核専門家の立場からは)、「あの原発は、何とかならないも
のかなあ」という事を(ずっと)考えておりました。その内に除染(方法の開発研究)が始
まって、旧原研の人達を中心に除染の方法を考えるという事になって来たのですけど。私も、
おそらく、同じ立場に居れば、除染の方法(として)は同様な事を考えたと思います。簡単
に言えば、除染というのは『取り除く』という事ですね。正に、『移動させる。』又は、『濃縮
して、1箇所に集める。』いうのが普通の事ですね。英語でデコミ(decontamination)とい
うんです。(欧米も含めて)そういう方法しか(考えられない。)でも、もうちょっと何か(ス
マートな方法が)ないものかなあっと、チラッと思ってはおりました。いろいろな、世界の
ウェブサイトの資料を集めても、そういう事は無い訳です。が、ある日、(上記の運命の)電
話が掛って来まして、「お前、ちょっとこんなのが有るんだけど、手助けしてくれないか。」
というような(趣旨の)話だったと思うんですが…。「ところで、お前何やってたんだ?専門
は、何だっけ?」と。「頼みと言いながら(相手の)専門を知らずに電話掛けて来るのか」な
どと思ったりしましたがね。「たまたま、ホタルの研究者が、こんな事やってるんだけど…」
という話だったのですけど。「えー、そんなバカな?」というのが、まず、私が言ったか、ど

- 10


うかは忘れましたけど、それが、第 1印象でした。これが、(その筋の専門家なら)どんな
人達でも思う事なのです、皆さん。(しかし、一方で、改めて)去年(のあの震災)から我々
が学んだ事は、何なのかと言うと、つまり今までの『常識』を(一度は)忘れろという事な
んです。『常識』というのは、何なのかというと、『想定』とか『想定外』とか有りますが、
『想定』というのは、『常識』という事なんです、簡単に言うと。『想定外』とは『想定』・『常
識、その分野の常識』(=行動基準)が破られるという事が(あると)、去年、学んだ事です
ので、そういうもの(常識外れのこと)が出てきた時に、頭ごなしに拒否する。これは良く
ないだろうと思った訳です。

で、(その後)ちょっと(阿部さんの)ウェブサイトをいろいろ見たら、「え一、(やはり)
とんでもない事言ってるなあ!」と、感じながらも「(でも、ナノ銀は特異的な性質を持って
いる事は明らかで、その性質から、もしかしたら)そうなのかなあ?」などと考えてる内に
「郡山に来てくれ」と言われまして。取り敢えず『現場』に行かなきや、遠くから話して(い
たり、勝手にあれこれ想像して)いてもしょうがないって事で…(百聞は一見に如かず)。
その記事が、そこ(会報)に載っているかと思うのですが?その日は、その現場では雪の為、
予定していた事(除染作業)が出来なかったんですが、或る方法で(汚染士を処理後)測定
したら、確かにメーターの値が下がる。これは、全く嘘ではありません。でも、それだけで
は殆ど(原理は分かりませんね。(メーターの値が)下がるって事は、確かだ。じゃあ、何で
下がるのかという、結局、そこに問題が行きますよね。生まれ、育ちがそうなので、メカニ
ズム(原理)を考える方にどうしても行きますので、そこで考えさせられたんです。

もう 1回『現場』で立ち会う機会が有りました。或る自治体(郡山ではない)の『現場』
に行って立ち会いましたが、そこでも確かに下がりました。「(計測学の立場から)これ、も
うちょっと方法をこうしたら…」などと話をしながらやりました。確かに、そうなんです(下
がったのです)。じゃあ、唯、下がるって言ったって、普通じゃ考えられない。

先程、ご紹介(阿部さんのお話)が有りましたけど『放射線』(の放出)というのは、原子
の真中に有る原子核に保ったものなのです。我々が普通、生活している時に働いているのは
何かというと、その周りの電子なんですね。(簡単に言うと化学であり)化学というのは、全
部、(周りの軌道)電子(の話)なのです。その(原子核と電子)間に、殆とやり取りが無い
事が常識なのです(5)。ですから、何で包(くる)もうが、ナノ銀で包(くる)もうとそんなも
のに係らない。実はそんな事は(物理学の)教科書に書いてありませんが、いろいろ(その
分野で)仕事していると、その様な『常識』が生まれて参ります。

但し、その後いろいろな事が有って、(或る人に教えられて)調べてみますと実は、カーボ
ンナノチューブとか、最近、騒がれていますけど、その(仲間の)フラーレンというものが
ある事をご存じだと思いますけど、そのフラーレンの中にベリリウム 7という原子核を打(ぶ)
ち込みますと、(その)寿命が変わるというデータが出ている事が分かりました。れっきとし
た原子核の研究者(東北大)がやった論文が出ており、(ある学会から表彰を受けて(6))ま
す。

(5)放射化学や核化学は、電子と核や放射線の相互作用やその応用を考える研究分野であるが。
(6)日本放射化学会、「放射化学ニュース」、第 15号 2007、学会賞(日本放射化学会学
会賞選考委員会)大槻勤氏(東北大学大学院理学研究科原子核理学研究施設)受賞題目:フ
ラーレンに内包された Be-7の半減期短縮と電子状態。
〈Be-7 summary Decay rate of Be-7 speed up inside C60 B3-7 at C60T=293KT(1/2)=52.65(d)1.5% speed up cf.Be-7:Meta1T(1/2)of EC(軌道電子捕
獲過程)=53.25(d)〉
- 11


但し、その変化の具合は(上の注の通り)~1%程度で(被曝量を減らすという点では)殆
ど変わりません(とても効果があるとは言えません)。唯、事実として、それが有ります。こ
の事は以前から、或る程度予測されていた(らしい)のですけど…。それを、実験的に検証
したのです。ですが、殆ど唯一、(世界で)その例しかございません。

ですので、(今回、つまりセシウムの場合は)非常に考えにくい(7)。ですが、一方では、
(線量計のメーターの値が)下がっている。これも、事実なのですね。その間のギヤツプを、
どうやって埋めていくか?それが私に課せられた、まあ、勿論、私だけではありませんが、(阿
部さんから)世の中の科学者に突き付けられたテーマ(宿題)なんだろうと。私が一人で解
決するという事ではございませんが。

(7)専門的になるが、Be-7のβ崩壊形式は軌道電子捕獲型であり、正に原子核と電子が相互作
用をしているのだが、Cs-134-137の場合は共にβ一崩壊型で、原子核と電子間相互作用は事実
上なく、その意味で非常に起りにくいと判断できる。
限られた環境の中で、ホタルの施設の方に出かけて、そこにある限られた環境の中で、「本
当に、どうなっているんだろう?」という訳で、いろいろと。或る時は遠くから電話を掛け
たり、メールでやったりして、申し訳ないのですけど、半分は遠隔でお願いしながら、時々
は(現場に)出かけて私も立ち会ってやってきている所です。

現状を(正直に)申し上げます。原理的な意味を私達が、いろんな検証をしなければいけ
ないのですけど、簡単に言うと(大きく)ふたつの(線量計のメーターの値が)下がる原因
が考えられます。ひとつは、何らかの恰好でナノ銀が働きかけをして、セシウムの原子核に
働きかけをして、作用して(メーターの値を)下げる。これはまあ大変ことなのですが、(従
来の常識を無視すれば)いろいろ考えられるかも知れない。もうひとつは、そうじゃなくて、
(見掛け上)あたかもその様に見える。そういうふたつの事が、考えられる。これらを完全
に分離して、できれば最初に言ったほうであればいい(望ましい)訳ですが、その(確固と
した)証拠を掴まえなければいけません。もうひとつ、下がったように見えるとすれば、「(一
体)何なのだ」ということも、つきとめなけれぱなりません。

で、最初の方の話もまだ一杯やらなければいけないのですが、私は、今までやってきた範
囲では、非常に難しい。ちょっと、『ネガティブ』というところにいきそうな気がしてます。
で、じゃあ、これで終わりなのかというと、そんな事ではありません。自然というのは実は、
そう簡単に自分のべ一ルを脱ぐという事は無いように思います。或る限られた条件の中で起
こるのかもしれない訳で。

これに関してお話したいことがあります。実は、自然界の中で、複雑系というなかでの自
己組織化と言われる現象がございます。生命が生まれたという事も、複雑な環境で混沌とし
てくる状態の中から生まれただろうと、想像されています。惑星が出来た、或いは太陽系が
出来たという事もそうです。それから今、我々の社会でいろんな事で世論が形成され、複雑
性の中から或る世論にまとまっていく。これに類する仕組みは、実はあらゆる所に存在しま
すので、(だから)「これは、有り得ない!」という決めつけは、採るべきではない。これは、
科学者としては採るべきではない態度だと思っています。ただし、今回の事で、(本当は)い
ろいろ興味が無くはない(抱く)人が、いっぱい居られると思いますが、やっぱり(現役の
方は)自分の現実、目の前にある仕事(本業)が大事ですから、中々、「これ、(何か)ある
よ(かも)ね。」というのは、言いにくいだろうと思います。でも、私は、たまたまフリー(な
立場)ですので、そういう意味では、何も問題無い訳です。

もうひとつ、2番目の『見せ掛けの…』というのも、有るかもしれません。これは、実は

- 12


関係する要素が多数あります(8)。これを絞り込むのは、大変です。でも、(実用の点からは)
見せ掛けだろうがなんだろうが、(とに角)線量が減ればいいじゃないかという捉え方もあり
ます。見せ掛けという意味は、何も全部無くなる必要が無く、実際に我々が住んでいる環境
の線量が(あるレベル以下に)下がるというのが、「二一ズ』だとすれば、それに有効な方法
(のひとつ)として研究する。これもあるんじゃないか。ですから未だ、私は可能性として
は残っていると思っている。

(8)その候補は、原理的には、幾何学的変化効果(移動効果):有限の大きさをもつ対象測定試料内でのセ
シウム分布の急速な変化(検出器/線量計から実質的に遠くなれば減少したように見える)、遮蔽効果:ある種
の遮蔽成分が形成され、セシウム成分と検出器/線量計の間に入ってくる、揮発効果(気化飛散効果):セシ
ウム成分が気体化し、大気中に急速に飛散してしまう、その他の未知の特殊な効果、以上の組み合わせ、な
どを思いつくが、何れも常識的には非常に起りにくいと思われる。
これらを(明らかにする事を)、残念ながらホタル館の環境の中で全部やろうなんていうの
は、とても無理です。ですので、いろいろな形で一寸した予算を付けて、いろんな方(や組
織)にもう少し関心を持って取り組んで頂ければ、これ(突きつけられた問題)に対して(よ
り早く)答えが出せるのではなかろうかと思います。自然界の中でやるのは、大変です。複
雑系なので、何が起こるのか分からない。ですから、細々でもいいから、区域を仕切ってそ
こでテスト的な実験をやっていく、フィールド実験ですね。こういう事をやっていくことは、
出来るかもしれないと思っています

ひとつ複雑系の話(具体例)ですが、(大気という複雑な系の中で、ある種の条件下で)秩
序ある事が出来上がるという事を、実は我々は、ごく最近経験しました。それは何かという
と、(筑波での)『竜巻』です。『竜巻』は、私を含めて日本ではあまり起こっていないと思わ
れていました。ですが、気象庁のホームページを見ると過去多数有るんですね。で、何故そ
う知られていないかというと、滅多に起こらない事と、(日本の場合規模が小さく)中々目撃
者がいない、それに観測が難しい。台風(の場合)は、我々は、(衛星画像で)渦を巻いてい
るということはよく知っています。ですが、もう一つ小さい規模でそういう(似た)メカニ
ズムが起こる訳です。これ(竜巻)はある種の混沌した中での組織化(の一種)なのです。

実はついこの間、(講演者に配られた水の入ったペットボトルを見せながら)これを使って
高校生に対してある(特別)授業をしたんです。このペットボトルには水が入っています。
このままでは(蓋をしたまま逆さまして見せて)(勿論)何も起こりませんね。そこで、ここ
に(蓋の部分)に穴を開けるんですね。約 4ミリから 5ミリ穴を開けます。そうして、逆さ
まにします。何が起こるでしょうか?(ただ)逆さまにしても、(実は)何も起こりません。
(穴があいているのに)水は垂れてきません(9)。ところで、(思い切って)蓋を取って逆さ
まにするとポコボコー!といいながら水が(乱暴に)出てきます、ご存知の通り。ですが、
(この時)ボトルをグルグルと回してやると、(渦上になって)きれいに水が(スーツと)流
れ出てきます。

(9)穴の部分の水の表面張力が強く、その上に乗っている水全体の重力を支えるために。
それをヒントに、改めて先の数ミリの穴のあいた蓋をして、何か工夫をしていろいろやる
と(きれいな)渦巻きが出来ます(後の写真(10)参照)。但し、非常に難しいです。非常
に限られた条件が成立した時だけ、秩序だった渦巻きが出来ます。これが正に、(竜巻の)漏
斗雲(ろとうん)に該当するのです。この条件を見つけるのは大変ですね。

- 13


私は今のところ、ナノ銀が働いて、セシウムを変えるという事については、(特殊な条件下
で)ある種(ひとつの)秩序だった仕組みが何か実現しているのではないか、ひとつの可能
性として追求していかなければいけないかなと、思っております。それとは別に実効的に線
量が下がる仕組みがあるかもしれないとも。その事については、やはり実地でやる(原理は
ともかく、しっかりした結果を先に出す)しかないなと、思っております。何も、いきなり
1キロ四方をやる必要が無く、もっと狭い範囲で結構ですので、やってみてその経過を観る
という事から、いろんなものが得られるのではないかと思っています。

以上でございます。

10)参考図:ペットボトル内での漏斗状渦実現の写真

左図:ペットボトルの蓋に4~5mm直径の穴をあける。中図:ボトルに水を7、8分ほ
ど(適当に)入れて蓋をする。ボトルをただ逆さにしても水は穴からこぼれ落ちないが、
ある刺激を加えると、下の口の方から小さな泡が上って来て、それが列をなしてきたと
ころで、急に漏斗状の渦に変化し、ついに上部空間と繋がる(実際にはなかなか実現せ
ず、あるコツをみつけることが大事)。右図:時々、揺らぎのある渦巻きができたり、途
中で急に渦が消失する場合もある。〈我が家でやった〝実験〟より>

この漏斗状の渦構造が、ボトルの中の水(大気の冷たく重い空気に該当)と、下のボ
トルの外の空気(大気の地上で温められて暖かく軽い空気に該当)のスムースな交換を
実現している。

2012年(平成 24年)9月 10日版:東京都千代田区憲政会館第一会議室における「放射能浄化
勉強会」(同 8月 9日)における「報告及び意見」の発言文字起こし原稿に、発言者の責任で手
を入れた。すなわち、一部分かりやすく表現を改変、口語表現を直し、分かりにくい個所には括
弧付きで補完し、重要な部分にはすこし詳しい注を付けたものである。

岩崎 信

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阿部博士の主な動き(平成 24年 5月~9月)

平成 24年
5月7日 福島県郡山市日本大学工学部除染及ぴホタル生息空間
作成の打ち合わせ
8日(板橋区ホタル生態環境館内)
千葉県柏市柏市議(4名)ナノ銀による低減実験
10日 (板橋区ホタル生態環境館内)
共同通信取材ホタル生態と放射能低減実験
11日 (板橋区ホタル生態環境館内)
福島県大熊町 渡辺利綱町長・千葉幸生大熊町議長
・秋本圭吾大熊町役場企画調整課長放射能低減実験
15日 (板橋区ホタル生態環境館内)
産経新聞 取材 ホタル生態と放射能低減実験
16日 (板橋区ホタル生態環境館内)
日経 BP取材ホタル生態と放射能低減実験
18日 (板橋区ホタル生態環境館内)
サンデー毎日 山田氏 取材
28日 福島県いわき市ホタル再生と放射能除染
福島県郡山市日本大学工学部除染及ぴホタル生息空間
作成作業
29日 取材(板橋区ホタル生態環境館内)
* R25取材ホタル生態と放射能除染
*朝日新聞 取材 ホタル生態と放射能除染
6月 3日 福島県いわき市 ホタル再生事業と放射能除染
4日NHKラジオ生出演ホタル再生と放射能除染
11日 (板橋区ホタル生態環境館内)
*フジテレビ 特ダネ 取材 ホタル生態と放射能除染
* Jウェーブ FMラジオ 生出演 ホタル生態と放射能除染
12日 (板橋区ホタル生態環境館内)
日本道路公団 放射能除染実験
15日 (板橋区ホタル生態環境館内)
NHK総合テレビ・ゆうどきネットワーク生出演
19日 (板橋区ホタル生態環境館内)
福島県大熊町 武内敏英教育長 他職員関係者 11名
21日 (板橋区ホタル生態環境館内)
読売新聞 取材 ホタル生態と放射能除染
25日 福島県大熊町警戒区域 ホタル生態調査と放射能除染
26日 (板橋区ホタル生態環境館内)
致知出版 取材 ホタル生態と放射能除染
28日 福島県郡山市日本大学工学部除染及ぴホタル生息空間
確認点検
6月29日 (板橋区ホタル生態環境館内)
イギリス BBC放送 取材 ホタル生態と放射能低減実験
7月 8日 (板橋区ホタル生態環境館内)
岩崎信先生 放射能低減実験
- 15


9日
福井県あわら市ぺにや旅館

放射能低減及ぴホタル再生下打ち合わせ
11日 福島県大熊町警戒区域放射能除染実験
12日 (板橋区ホタル生態環境館内)

三重県環境保全事業団 ホタル生態と放射能低減実験
13日 (板橋区ホタル生態環境館内)

*フリーライター鈴木氏
取材 放射能とホタル
放射能低減実験
*埼玉県春日部市 放射能低減実験
14日 (板橋区ホタル生態環境館内)
FM東京生出演 ホタル生態と放射能除染
17日 (板橋区ホタル生態環境館内)
北海道函館市 市議会議員 ホタルと放射能
21日 福島県いわき市 ホタル公開
24日 (板橋区ホタル生態環境館内)

自民党 町村派秘書 24名ホタル生態と放射能除染
26日 新日本空調 原子力事業部 放射能低減実験確認
27日 *小沢一郎「国民の生活が第一」代表に放射能除染の

経緯経過説明

*東京電力本社から吉澤部長他 6名
放射能低減実験確認(板橋区ホタル生態環境館内)
28日 (板橋区ホタル生態環境館内)
岩崎信先生放射能低減実験
8月 3日 (板橋区ホタル生態環境館内)
埼玉県教育委員会理科部会 ホタル生態と放射能低減実験
9日憲政会館放射能浄化勉強会
10日 (板橋区ホタル生態環境館内)
岩崎信先生放射能低減実験
11日 (板橋区ホタル生態環境館内)
岩手県庁渡辺放射線影響課長らと打ち合わせ
17日 (板橋区ホタル生態環境館内)
放射能低減実験
19日
栃木県宇都宮市で面会
国連技官藤田正孝チーフ(WHO)
放射能浄化 Abe-Effectの説明

29日
宮城県仙台市 仙台北ロータリー卓話
ホタル生態と放射能除染

9月 6日
(板橋区ホタル生態環境館内)
片山ストラテック日月(たちもり)氏(元首都高速公団常務理事)、
村田氏 放射能低減実験確認

8日
(板橋区ホタル生態環境館内)
河村氏(元放射能医療センター研究者)、米木氏放射能低減
実験確認

- 16


福島県大熊町における実証実験の報告

かねてからの大熊町民の強い要望を受けていた渡辺町長及び千葉町議会議長よりの要
請で、同町内での「放射能低減実証実験」を 9月 19日(木)に行った。

また、東電本社の原子燃料サイクル部長 吉深厚文氏(事故当時、福島第一原発副所
長)からも、現場での放射能対策についての相談を受け、協力を要請されていた。

大熊町での実証実験は、原発に隣接する①県水産種苗研究所周辺②長者原地内、③坂
下ダム周辺の 3箇所で行った。各ポイントともに低減効果がみられたが、特に顕著な効
果がみられた①県水産種苗研究所周辺の実証実験について、阿部博士から下記の報告が
あった。

・実験日時:9月 19日(木)午後零時 30分
・実施場所:福島県双葉郡大熊町未沢北台「県水産種苗研究所」地内付近の状況は、遮
蔽しない空間線量は 30μSv/hを超えていた。
・実験結果:津波で流された跡地コンクリートに 2重の鉛遮蔽をし、空間線量の計測を
行ったところ、その平均値は 7.38±0.12μSv/hであった。
その後、同箇所にナノ純銀担持コラーゲン溶液 20ppmを降り掛け、直後
に計測を行ったところ、その平均値は 6.91土 0.12μSv/hであった。
・確認者:岩崎信博士
・立会者:大熊町役場職員 2名・テレ朝報道ステーション後藤氏、同上村氏・
ジャーナリスト・山我氏、同中村氏
・実験者:板橋区ホタル生態環境館阿部博士、坂本主機、望月将地、他実験スタッフ
〔阿部博士のコメント〕
この実験は、コンクリートに付着しているセシウム等を低減させるもので、瞬時に約

6.4%の低減が見られた。
- 17

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この講演録を見たいと思っていました。どうもありがとうございます。

投稿: 浅学俊郎 | 2013年2月10日 (日) 17時09分

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